代表挨拶

「見えないところにこそ、いい仕事をしなくてはならない」
創業者の大工職人・高階丑太郎は、よく言っていたそうです。

表面や外観を綺麗に仕上げれば一見良い建物に見える。
しかし、建物にとって大切なのは躯体の収まりや、
基礎工事など、隠れたところにあり、ここをしっかり施工することが、
お施主様に長い間、気持ちよく使って頂くことに繋がる。とのことでした。

時代に応じた様々なニーズを満たすツール・ノウハウは大事ですが、
まずは「いい仕事」の構築物を確実に提供することが大前提であり、
それ無しには何も積みあがりません。
大工集団から始まり、100年の間に醸成された職人(技術屋)としての考え方、
精神が今も引き継がれております。

今後、日本においては、少子高齢化に加え、人口が減少し、様々な市場が縮小すると思われます。
一方で、新たな需要も生れてくるはずです。
その時々の環境によって、人の流れや生活のスタイルは常に変化しますし、
それに伴いまちの形も変わっていきます。

私たちは「いい仕事」が提供できるよう日々精進し、
社業を通じて魅力と活気溢れるまちづくりに貢献していきたいと考えております。
もちろん、当社だけで出来ることではございません。
設計事務所様やデベロッパー様、協力業者様にご協力を賜りながら、
小さなことから確実に取り組んでまいります。

高階は、この100年で築いたかけがえのない財産を礎に、
常に感謝の気持ちを忘れることなく、「未来空間の創造」にチャレンジしていく所存です。
引き続きご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

株式会社高階 代表取締役株式会社高階 代表取締役 岡田紹宏